ゲーム紹介
ゼルダ無双 厄災の黙示録は「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(BotW)」の100年前を描く無双系アクションゲームだ。本作では、BotWでは操作できなかったゼルダやインパ、100年前の英傑である、ミファー、ダルケル、リーバル、ウルボザなどがプレイアブルキャラクターとして登場する。
無双ゲーであるが、BotWのアクション性をうまく本作に落とし込んでいる点やキャラクターの違いによる、攻撃の違いもしっかりと作られていてとても楽しめるゲームとなっている。
爽快感のある戦闘と緊張感のある戦闘
基本的は、弱い敵に対しては、弱攻撃と強攻撃でのコンボや、必殺技を駆使して敵を倒していく。強い敵に対しては、BotWで登場した、「ロッド」や「シーカーストーン」を駆使してウィークポイントゲージを削っていく。シーカーストーンは、カウンター要素もあり、敵の攻撃時に「アイスメーカー」や「リモコンバクダン」のアイコンが表示されることがあり、それに対して、正しくシーカーストーンを発動させることで、敵が怯みウィークポイントゲージを削るチャンスとなる。また、敵の攻撃をギリギリで回避すると、「ラッシュ」が発動し、ウィークポイントゲージを削ることができる。ウィークポイントゲージを削りきると強力な「スマッシュ」攻撃を発動できる。強敵に対しては、スマッシュ攻撃を発動することが攻略の鍵となる。
弱い敵との戦闘は、無双ゲーらしくとても爽快感やスピード感がある一方で、強敵との戦闘は、シーカーストーンによるカウンターやラッシュを狙うといった緊張感があり、メリハリのある戦闘となっていた。
ただ、無双ゲーあるあるだが、後半は代わり映えしない戦闘で飽きがきてしまう。
また、戦闘中キャラクターが会話することがあるが、これがテキストのみであったのが残念だ。戦闘に集中しているのでテキストを読み暇がない、ここはボイスが欲しかった。
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドはプレイしておくべき
戦闘面でも触れたが、アクションはBotWをうまく取り組めている。登場するキャラクターも新しいキャラクターはほとんどいない。BotWをプレイしていれば「おっ」と思う場面が多々ある。
ただ、所々説明不足な感じがした。キャラクターについてはそこまで深く語られない。良くも悪くもBotWをプレイした人向けのゲームとなっている印象を受けたので、未プレイの方は是非プレイをしてください。
GOODポイント
・戦闘が爽快感、緊張感があり面白い
・やり込み要素がある
・ストーリーがしっかりしている
BADポイント
・戦闘中の仲間にボイスが欲しかった
・戦闘に入る前のロードが若干長い
最後に
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(BotW)」をしっかりと無双ゲーに落とし込み、アクション、ストーリー共にとても面白いゲームとなっていた。戦闘が単調になる部分だけが残念と言った感じである。ぜひBotWをプレイしてから、「ゼルダ無双 厄災の黙示録」をプレイすることを強くお勧めしたい。
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