驚異の数字のインフレでお馴染みの人気シリーズの最新作である「魔界戦記ディスガイア6」。
今作では、レベル上限が9999万9999やダメージが京を超えるなど相変らずである。また、自動戦闘やステージの周回機能といった機能も追加されている。
ストーリーについて
今作のシステムである超転生とストーリーがしっかりと合っていた。仲間との絆や主人公ゼットの成長もえがかれていててとてもよっかった。
シリーズお馴染みの次回予告やメタ発言やパロディもあり相変らずのバカさ加減であった。ただ、自動戦闘のせいでプレイヤーは戦闘を見守るだけで、敵を倒した時の達成感などはゲームキャラクターと共有ができなかった。付け加えて自動戦闘に任せてストーリーが進むことに関して、もはやサウンドのベルをプレイしている感覚に近かった。せめて自動戦闘は、本編クリアまでは必要無かったと思う。
やりこみ要素について
キャラクターの育成が面白い。これは、ステータスの値が上がっていくのを見つめることが好きな人は、はまると思います。全キャラクターのステータスは最大まで上げられるので、キャラクターの差は技が違うだけです。キャラクターの差異がもう少し欲しかった。
ディスガイアのやりこみとしてアイテム界があるが、こちらは、キャラクターのステータスが大幅上昇したにも関わらず、武器防具などのアイテムの強化が微々たるもので、最終的には、装備をしなくても何も問題なくステージをクリアすることができる。
今作のやりこみはキャラクターの育成に焦点を当てていると感じた。
自動戦闘について
今作の良し悪しの全てに関わってきているといっても過言ではない自動戦闘について。
自動戦闘のせいで、ゲーム部分のシミュレーションは無くなってしまっていた。ただ、自動戦闘するための行動こ決める魔心エディットを作るのは、執行錯誤するので、楽しかった。
ゲームプレイ時間の大半が自動戦闘だったので、これは果たしてゲームを遊んでいると言っていいのか疑問に感じてきた。
GOODポイント
・ストーリー、キャラクターが良かった
・ステータスが上がっていくのが気持ちいい
BADポイント
・自動戦闘でシミュレーション部分は壊滅
・やりこみ要素が少ない
おわりに
シナリオはいつも通りのディスガイアなので楽しめた。自動戦闘は賛否がありますが、扱うのがなかなか難しい部分なのかなと思った。長期シリーズなので、いろいろと変更を加える時期なのかもしれないので、次回作に期待です。
コメント